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松寿苑のええとこ紹介⑧-総務編-
24の事業、4つの拠点を順番に紹介
今回は綾部市田野町にある社会福祉法人松寿苑「総務部」の紹介をさせていただきます。
総務部は松寿苑に関する事務全般を取り扱う部署であり、施設の環境整備や備品管理、人事・労務の管理、給与計算や経費精算など多岐にわたる業務を行っています。
どんな仕事をしているの?
その中で今回インタビューに応じてくれたのは総務部庶務担当長の村上さんです。
村上さん、よろしくお願いします。
村上さん》よろしくお願いします。
ミライエ》さっそくですが、村上さんは普段どんなお仕事をされているんですか?
村上さん》庶務業務の一環として、主に施設整備や施設内設備(電気やクーラー)の管理、消防訓練・避難訓練の計画立案・実施、あとは配食サービスの管理なんかをしています。
ミライエ》ほんとに様々な業務をされているんですね!ちなみに、配食サービスとはどういったものですか?
村上さん》綾部市から委託されている業務で、独居の方や自分では調理をできない方たちへお弁当を配るといった、食生活をサポートするためのサービスです。夕食だけではありますが、市内のほとんどの地域を松寿苑が担当していて、1日100食提供しています。
食事形態も様々で、軟飯やおかゆ、減塩や糖質制限などその人たちに合った食事を用意しています。
ミライエ》綾部市と連携しながら地域の方たちに貢献されているんですね。食事についてもレストラン部がある松寿苑だからこそできるといった素敵なサービスですね!
生活支援コーディネーターについて
ミライエ》そういえば、村上さんは他にも地域の方たちと関わるお仕事をされていると聞きました。
村上さん》生活支援コーディネーターのことでしょうか。
ミライエ》そうです!そのお仕事について教えていただいてよろしいですか?
村上さん》いいですよ。簡単に言うと、高齢者やそのご家族を含め住み慣れた地域で、地域の方々がよりよく生活していける様に、困りごとや課題に対する解決案や改善点を地域の人たちと一緒に考えていくことが生活支援コーディネーターの役割ですね。色々と課題も多いのですが、地域の方やボランティアの方が実施されている事の情報収集を行い、その方たちと連携していきながら、自治会や民生児童委員の方たちと共に地域支援していけたらいいなと思っています。
ミライエ》なるほど。高齢者と地域の人たちとのかかわりを大切にしていく重要なお仕事なんですね。
村上さん》そうなんです。それと余談ですが、物部地区の新庄という所に「スペース09たまにたねふね」というカレー屋さんがありまして、地域の人たちが触れ合えるという点でおすすめの場所です。雰囲気も良いですし、色々な世代や立場の人たちが集える憩いの場という印象をうけました。ぜひ一度立ち寄ってみてください。
ミライエ》そんな所があったとは知りませんでした。ぜひ行ってみたいと思います!
松寿苑ってどんなところ?
ミライエ》これまでのお話でもわかる通り、総務部で様々な仕事をされている村上さんですが、松寿苑で長年働いていて感じたこと等があれば教えてください。
村上さん》そうですね。やっぱりご利用者は遠くない自分の将来の姿だなって思っていて、だからこそ、どうされたら嬉しいか、どういう環境が一番居心地が良いか等を考えられる、考えさせてくれる職場だなと思います。また、認知症の方と関わっていくうちに、時間をおいて考えることの大切さにも気づけました。早急に答えを求めることをしない生き方も大事だなと学ばせてくれる場でもあるなと感じます。
皆さんへのメッセージ
ミライエ》ありがとうございます。では最後にこのブログをご覧いただいている皆さんにメッセージをお願いします。
村上さん》松寿苑で働く前の自分は違う職種で競争社会に身を置いていたこともあり、誰よりも自分が!といった考えがありました。ですが松寿苑に来てからは考え方が変わり、人の能力は人それぞれだから、お互いにできるところできないところを補い合って助け合っていくことが大事なんだと思いました。松寿苑は協調・協働を大切にしている職場です。少しでも福祉の仕事または松寿苑に興味を持っていただけたら嬉しいです。
インタビューを終えて
インタビューでは時間の都合上触れることが出来ませんでしたが、村上さんは総務だけでなく特養やデイサービスも経験してきたそうです。
様々な部署で経験をすることができ、その中で自分に合ったところを見つけられるという点も松寿苑の魅力の一つですね。
文:スマイルプロジェクトミライエ