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松寿苑のええとこ紹介③ー小規模特養あたご編ー
24の事業、4つの拠点を順番に紹介
緊急事態宣言が再発令(インタビュー日の2月1日時点)され、ソーシャルディスタンスが叫ばれている中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。我々もご利用者が安全に生活できるよう厳しい感染予防対策を行いながら仕事をしています。そこで今回は、施設をまたぐ職員交流についても制限をしているため、施設紹介インタビューは対面を避け、ZOOMを使って行うことにしました。今回は綾部上林地区にある小規模特養あたごの紹介をさせて頂きたいと思います。
小規模特養あたごってどんなところ?
ミライエ≫小規模特養あたごを紹介して頂くのは、介護福祉士の温井さんです。
今日はよろしくお願いします。
温井≫よろしくお願いします。
ミライエ≫さっそくですが、施設の概要を教えてください。
温井≫小規模特養あたごは地域密着型の施設として2009年4月1日に開設され、12年がたとうとしています。定員は東ユニットが10名、西ユニットが10名の合計20名のご利用者が生活をされていて、地域密着型の施設という事もあってか大半の入所者が上林地区の方です。ご利用者の中には最高齢が104歳の方が2名生活されています。施設の周囲は山や田んぼが広がるのどかなところで、落ち着いて過ごせる環境だと思います。
ミライエ≫104歳の方が2人もおられるのは凄いですね!普段どのように生活されていますか?
温井≫お1人例に挙げると、104歳と高齢なため車椅子で生活はされていますが、職員とよくお話をして下さいますし、まだまだお元気です。読書がお好きで、小さな文字も見えるようで小説を読んだりして過ごされています。
あたごの良い所を教えてください
温井≫あたごの特徴はさきほども言いましたが、大半の入所者が上林地区の方ということもあって、ご利用者の間でも元々入所前から知り合いで、出会うと世間話をされている所をよくみかけます。それに職員も上林在住が多く、中にはご利用者の方が自分の学校の先生だったという人もいますよ。
また今はコロナのため難しいのですが、元々面会に来られる方が多い施設でご家族はもちろん、併設のデイサービスの利用者があたごのご利用者に会いに来られることもたびたびありました。
ミライエ≫知り合いの方が多い環境はどう思いますか?
温井≫知り合いが多い環境の方が居心地はいいと思います。知らない人と過ごすより、知った顔がある方がご利用者にとっても過ごしやすいと思うので。ただ職員としては、慣れ慣れしくし過ぎないように線引きは必要だと思って仕事をしています。
ミライエ≫あたごのおすすめの場所はありますか?
温井≫毎年6月頃になると近くに蛍で有名な川があるので、一歩施設の外へ出るとあちらこちらで蛍を見かけます。その時期にあたごのすぐ近くでほたる祭りも開催されるんですよ。
あたご及び松寿苑に興味を持って頂いている方にメッセージをお願いします
温井≫僕が大学を出て松寿苑で仕事を始めて12年がたちます。その間法人の施設で色々な経験をさせてもらいました。介護は一般的に大変な仕事だというイメージがあると思いますが、松寿苑の様に様々な介護サービスを提供している法人は色々な人に合った介助、関わりを学べる機会が多い所だと思っていて、いい経験ができていると思っています。
ミライエ≫職員の働く環境はいかがですか?
温井≫フルタイムの職員は希望した日に休みが取れる様にシフトを組んでもらっています。パートさんは働く時間、日数は比較的自由に選べるのかなと思います。身体介護はせず、環境整備専門で働いている方もいらっしゃいますよ。是非介護の経験ある無しに関わらず、色々な方に見学なり仕事体験に来てもらいたいと思います。
ミライエ≫長時間のインタビュー、ご協力ありがとうございました。
今回は初めてZOOMを使ってのインタビューとなりました
温井さんに感想を尋ねると「ZOOM自体使うのが初めてでしたが、思っていたよりは違和感なく話ができたかなあと思います。操作も覚えたらできると思うので、わざわざ移動する距離を考えると今後ZOOMを松寿苑全体で活用していってほしいですね。」との事でした。
インタビュアーも田野の松寿苑に普段いるので、上林まで行かずに(車で30分以上かかる)インタビューができて助かりました。コロナが中々終息せず思う様に行かない事が多いですが、逆にこれを機会にZOOMを積極利用し、業務改善にも役立てていきたいと思います。
では次回のええトコ紹介は、特別養護老人ホーム第2松寿苑「わかば」編をお届けします。お楽しみに!
文:ミライエ/リクルーティングチーム